クレジットカード現金化の詐欺を見抜け!完全防止マニュアル
更新日:2020.03.03佐藤 隆道

利用者の財産や個人情報を狙ったクレジットカード現金化詐欺が横行中?! クレジットカード現金化詐欺の悪どい手口や効果的な対策方法を紹介します。
目次
そもそもクレジットカード現金化は詐欺?

クレジットカード現金化について調べるとよく、「クレジットカード現金化は闇金まがい」などの良くない評判を目にすることがあります。
特によく聞くのがクレジットカード現金化の手数料は年利換算すると100%超だから、実質詐欺だという意見です。
確かに、銀行や消費者金融などの正規の金融機関と比べれば、そのコストは決して安いものではありません。
しかしその代わり他の金融機関にはない、クレジットカード現金化には以下のようなメリットがあるのも事実です。
- 審査ナシで利用できる
- 即日で現金を調達できる
- 信用情報に傷つかず、誰にもバレずに利用できる
審査に通過するのが難しい主婦・無職の方や、緊急でお金が必要という方に、重宝される理由が分かりますね。
このように、他にこの条件でお金を借りられる方法が現れない限り、クレジットカード現金化は需要のあるサービス。
クレジットカード現金化の仕組み自体は詐欺でもなんでもありません。
安心して利用できる現金化業者クレジットカード現金化は法的には合法

総量規制でお金を借りづらくなった人が増えた今、審査なしで誰でも利用できるクレジットカード現金化は、その受け皿としても貴重な役割を果たしています。
そういった実情も踏まえて、日本では現在、大々的にクレジットカード現金化を取り締まるような法律は制定されていません。
消費者庁や国民生活センターなど、公的な機関から「ショッピング枠はいけませんよ」という注意喚起こそあるものの、法的には合法となっているのが現状です。
ただし、カード会社の利用規約違反

利用者のクレジットカード利用代金は、口座引き落とし日まで一時的にカード会社が立て替えている状態です。
つまり、クレジットカード現金化の利用者が返済不能になった場合、貸し倒れになるのは現金化業者ではなく、カード会社の方!
このため、カード会社は回収リスクを抑えるためにも、クレジットカード現金化を利用規約違反行為として定めています。
クレジットカード現金化がバレた場合は、カード利用停止や強制解約および利用残高の一括請求など、厳しいペナルティが待っていると覚えておきましょう。
利用停止リスク0のクレジットカード現金化業者
- カード先進国では現金化は完全合法
-
いくら合法とは言っても、お金の貸し借りに厳しい日本ではクレジットカード現金化は、「違法ではない」「法的にグレーゾーン」というイメージ。
それに比べて、クレジットカード先進国のアメリカやオーストラリアでは、クレジットカード現金化は完全に合法!
キャッシュアウト(cash out)というサービス名で、きちんとしたビジネスとして成立しています。
クレジットカード現金化における詐欺の種類

クレジットカード現金化における詐欺とは、仕組みそのものではなく。一部に紛れ込んでいる悪徳業者によるものです。
一口にクレジットカード現金化詐欺といっても、その手口や狙いは様々。
そこで、その中でも特に多くの被害報告が寄せられているケースを紹介します。
悪徳業者とは無縁の現金化業者はコチラ
手数料詐欺

クレジットカード現金化詐欺に最も多いのが、手数料詐欺。 現金が振り込まれなかったり、法外な手数料をとられたりします。
よくあるのが、弱みに付け込まれて換金率をどんどん下げられてしまうパターン。
今日中に現金が欲しくて焦っている人や、どこの業者でも断られてしまったという立場の弱い人を狙った詐欺です。
また、振込金額が事前に聞いた換金率と違うというパターンの詐欺も非常に多くなっています。
なんの説明もなしに手数料が後引きされたり、利用規約に誰も読めないような小さな字で換金率の説明が書いてあるという手口ですね。
クレジットカード現金化の手数料とは?
クレジットカード現金化には、カード決済手数料・消費税・商品の送料などの手数料がかかります。
これらの手数料を全て含んだ換金率なのか、別途で請求されるのかを確認しておかないと、思ったよりも換金率が下がる可能性が大!
詳細不明の手数料が差し引かれることのないよう、金額についても各々の内訳を聞いておくより安心です。
高換金率の現金化業者キャンセル料詐欺

クレジットカード現金化では、カード決済前ならキャンセルできるというのが業界の常識です。
中には、「思ったより低い換金率だったから」といって断ろうとすると、高額なキャンセル料を請求してくる業者がいます。
クレジットカード現金化の流れとしては、申し込みフォームを送信後、折り返し業者から電話がかかってくるのが一般的。
このとき利用者は、オペレーターからさらに詳しい条件を聞いたうえで、現金化サービスを利用するか否かを判断することになります。
ここで辞退しようとすると、激しい口調でなじってくるのがこの詐欺の特徴です。
「もう手続きをしてしまったからキャンセル料を払え」
など滅茶苦茶な理由でキャンセル料を請求してきて、気の弱い人や女性は、恐怖心からそれに従ってしまうことになります。
接客が丁寧な現金化業者カード不正利用詐欺

クレジットカード現金化の詐欺では、間接的にお金が狙われるというパターンもあります。 サービス利用時に入力したカード情報が、悪徳業者によって抜き取られてしまうのです。
クレジットカード現金化業者の中には、利用者のカード情報を盗むことを目的に運営している悪徳業者がいます。
クレジットカード現金化のサービスを利用した時は何も異変がないのがこの詐欺の怖いところ。
翌月、身に覚えのない高額な請求がきてはじめて、カードが不正利用されていたことに気づきますが、その頃にはもうあとの祭り。
クレジットカード現金化サービスや情報管理に疎い人が引っかかりやすく、数ある詐欺の中で最も被害額が大きくなりがちなので、特に注意しなければなりません。
安心して利用できる現金化業者セキュリティコードは送信してはいけない
クレジットカード現金化のネット業者を利用する場合、クレジットカードの両面画像を送信することが求められます。
このとき、クレジットカードの裏面に書かれている3桁の数字は、指や付箋などで隠して撮影しましょう。
この数字はセキュリティコードと言って、カード番号とセットで知られてしまうと、とても危険。
誰でもそのカードでネットショッピングができるようになってしまうので、不正利用されるリスクが高まります。
店舗型業者の場合はスキミングにも注意
現金化ショップなぢ、クレジットカード現金化の店舗型業者を利用する場合は、スキミングに注意!
スキミングとは、機械を使ってクレジットカードの情報を抜き取ってしまう犯罪です。
現金化ショップの店員が客の見えないところでカードリーダーにカードを通そうとした要注意!
こういったスキミング被害を防ぐためには、カード表面に金色の四角いチップがある、ICチップ付きのクレジットカードを利用するのが安心です。
警報!こんな現金化業者に要注意

クレジットカード現金化で詐欺を働く悪徳業者には、いくつかの共通点があります。
クレジットカード現金化を利用しようと考えている人は全員、悪徳業者の特徴について知っておきましょう。
異常に換金率が高い

クレジットカード現金化の詐欺業者は、とにかく甘い言葉を使って利用者を誘惑してきます。
クレジットカード現金化換金率の相場は、75~85%前後。
現行の消費税8%が差し引かれることを考えると、どんなに高くても90%前後という計算になります。
最高換金率ではなく「誰でも必ず換金率98%」と公式サイトに書かれているなど、虫の良すぎる話はまず疑ってかかるべきです。
本当に高換金率な業者をチェック公式サイトが簡素すぎる

悪い口コミ・評判はネット上であっという間に広まるので、経営が長続きしません。
このため、ろくに手間もかけていない簡素な公式サイトで運営している中小業者には注意が必要!
悪い評判が立ったら店をたたんで、名を変えてまた出店するということを繰り返している悪徳業者の可能性があります。
会社概要がきちんと公開されていない

クレジットカード現金化の詐欺業者は警察からの摘発を恐れているため、あまり自分たちの情報を教えたがりません。
悪徳業者は、所在地など知られると都合の悪い会社情報を伏せて公式サイトを運営している傾向があります。
健全な企業であれば、顧客からの信頼を得るためにも会社情報はすすんで自ら開示しますから、会社概要で以下の項目がない場合は警戒心してください。
- 法人名
- 所在地
- 連絡先
- 責任者名
ただし、これらの情報はとりあえず埋めてあればいいという訳ではないです。
責任者名が「田中」など適当な苗字表記のみ。
所在地が番地までの記載がなく、途中で終わっているなど、不完全な表記でないかも確認しましょう。
会社自体が架空の存在で、情報が全てでっちあげという危険性もあるためです。
身元のしっかりした老舗業者実践!詐欺被害を防ぐ対策

近年は、詐欺業者の手口も巧妙となって来ており、一見みただけでは悪徳業者と分からない店舗も増えて来ています。 そこで自分の身を自分で守れるよう、自発的にできる詐欺対策についてもお教えします。
大手のネット業者を利用する

1番安全なのは、ネット上で口コミ評判の高い大手クレジットカード現金化業者を利用することです。
現金化ショップのような店舗型の業者もありますが、奥から怖いお兄さんが出てきて手数料やキャンセル料を強要される恐れがあることを考えると、ネット業者の方がおすすめ。
ネット経営の業者なら、理不尽なことを言われても電話を切ってしまえばそれで終わりなので気の弱い人でも安心して利用できます。
もちろん、キャンセル料の支払い義務もありません。
大手の現金化業者はコチラ見積もりをメールでもらう

もし業者選びを間違えてしまったとしても正しく取引する術さえ知っていれば、手数料詐欺を回避することができます。
クレジットカード現金化サービス利用の是非を決める時は、必ず以下の条件について見積もりをもらうようにしましょう。
- 実際に適用される換金率
- 手数料の内訳
- 実際に振り込まれる金額
これらの内容をメールでもらっておけば、あとで言った言わないの水掛け論になってもこちらの正当性を主張することができます。
もし選んだお店が本当に悪徳業者だった場合には「この客を騙すと面倒そうだ」と手を引いてくれる可能性もあるので、詐欺対策としてかなり効果的です。
個人情報の取り扱いに注意する

詐欺被害に遭った被害者のうち約8割は、初めてクレジットカード現金化を利用したという人。 クレジットカード決済の仕組みや個人情報管理について乏しい知識のまま現金化にのぞんでしまうと、痛い目を見る危険性があります。
基本的に、クレジットカード現金化に必要な個人情報は以下の通りです。
- 氏名
- 電話番号
- 連絡先
- 身分証明書
こういった最低限の情報だけでなく、住所や家族構成など、現金化に直接関係のないことをあれこれ聞き出そうとしてくる場合、個人情報売買を目的とした悪徳業者の可能性があります。
また、カード情報を送信する際は必ずURLの左横に鍵マークがかかっているかチェック!
鍵マークがないとセキュリティ保護がかからないため、カード情報や個人情報がそっくりそのまま相手に伝わってしまいます。
クレジットカード現金化にセキュリティコードやカードの暗証番号は必要ないので、それも必ず教えないようにしましょう。
セキュリティ対策のしっかりした現金化業者
個人情報が漏れると闇金から勧誘?!
個人情報の売買を目的に経営しているクレジットカード現金化業者は、裏で反社会勢力と繋がっていることがほとんど。
いわゆる名簿屋と呼ばれ、お金に困っている人の情報を闇金融に売って、その対価として報酬を得ているんですね。
このため、一見つつがなくクレジットカード現金化サービスを利用し終えたように思えても、実は個人情報が漏れている可能性あり。
闇金融から電話やチラシなど、しつこい勧誘を受ける場合があります。
もしも現金化の詐欺にあってしまったら

万が一、クレジットカード現金化の詐欺にあってしまった場合、焦って警察や弁護士に相談するのはちょっと待って!
こういった公共機関は権威があるのは確かですが、腰が重くてなかなか動き出してくれなかったり、莫大な費用がかかる可能性があります。
国民生活センターに相談する

もしクレジットカード現金化の詐欺にあってしまった場合は、国民生活センターや消費生活センターに相談するのがおすすめです。
応急処置や今後の対応について、無料でアドバイスをしてくれます。
場合にもよりますが、いざという時はクレジットカード現金化業者と交渉をサポートあるいは直接かわってくれるなど、頼もしい存在です。
カード会社に連絡する

クレジットカードを不正利用された場合は、カード会社に頼んでカードを止めてもらうしかありません。
ただし、それ以上被害額が増えるのは食い止められても、盗難保険がきく可能性はまずないでしょう。
クレジットカード現金化はそもそもカード会社の利用規約違反。
それを承知でサービスに手を出したのですから自業自得と見なされ、損失の補填はされない場合がほとんどです。
- カード利用停止リスク、強制解約もあり得る
- カード会社に詐欺にあったことを伝える場合は、どうしても現金化業者を利用したという事実を打ち明ける必要があります。 詐欺被害にあっても、利用規約違反の行為をしたことに変わりはありませんから、利用停止や強制解約のペナルティを避けることはできません。
クレジットカード現金化の詐欺被害にあっても、カード利用停止や強制解約を恐れて、泣き寝入りしてしまう方がほとんど! そうならないためには、そもそも悪徳業者に引っかからないよう、正しい業者選びをすることが大切です。
安全なクレジットカード現金化業者

悪徳業者の様々な手口から有効な対策方法まで、クレジットカード現金化詐欺に対する知識は身につけられたでしょうか? それでもまだ自分できちんと詐欺業者を見抜けるか不安…という人のために、安全な現金化の優良店を紹介します。
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業界でもNo.1の対応銀行数なので、メジャーな銀行口座であれば、いつでも即日現金化が可能です。
まとめ

クレジットカード現金化詐欺の被害は、正しい知識さえあれば防げます。
まずは、口コミや評判などから大手のネット業者を選び、悪徳業者に引っかからないこと。
そして万が一悪徳業者にあたってしまっても、自分の身を守る術さえ知っていれば被害に遭う前に気づくことができます。