銀行系のファクタリングとは?民間企業とサービスを比較

更新日:2020.11.18
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佐藤 隆道

銀行系ファクタリングのメリット

銀行系ファクタリングのメリット 通常ファクタリングといえば、民間企業が提供するサービスを利用するのが一般的。 民間系ファクタリング会社と比べて、銀行が提供するファクタリングサービスは、審査が厳しく利用の敷居が高いとされているためです。 しかしもし審査を通過できるのであれば、銀行系のファクタリングを利用には以下のようなメリットがあります。
  • 手数料が安い
  • 詐欺に遭う危険性がない
  • 様々な種類のファクタリングサービスが利用できる

手数料が安い

売掛債権を早期現金化できるファクタリングですが、他の資金調達方法を比較するとある弱点があります。

それは、手数料が高いこと。

通常の金融機関からお金を借りる場合、その利息には銀行業法貸金業法で上限が決まっています。
一般的に利息が高いと言われている消費者金融でも、その金利上限は20%です。

それに比べて、ファクタリングの手数料は通常、売掛債権の額面の15%前後
年利換算すると、利息制限法である20%を上回ることも珍しくありません。

日本でファクタリングが敬遠されがちなのは、こういった手数料の高さが原因です。

しかし、銀行系ファクタリングならその手数料はなんと5%未満
金融機関からの借り入れと変わらない、格安の手数料でファクタリングサービスが利用できます。

ファクタリングの手数料とは?内訳を細かく解説

詐欺にあう危険性がない

グレーゾーン金利の改正や、「借金は年収の1/3まで」という総量規制が設けられるなど、すっかり個人へのお金の貸し借りが厳しくなった現代日本。

かつては闇金の温床だった消費者金融も、貸金業法の制定により今はすっかりクリーンな業界になりました。

しかしその結果、立場を追われた闇金融たちが、クレジットカード現金化ファクタリングなど次世代の資金調達サービスに一部流れ込むという事態に。

このため、あまり名の知られていない民間系ファクタリング会社を利用すると、悪徳業者に捕まったり、詐欺に遭う危険性があります。

しかし、もちろん銀行系ファクタリングならそのような心配は一切ありません。

法外な手数料をとられたり、売掛債権を騙し取られたりするリスクなしで、安全にファクタリングサービスを利用可能です。

様々な種類のファクタリングサービスがある

通常ファクタリングとは売掛債権の売買を指します。

しかし資金力のある銀行なら、申し込み企業に合わせて様々なファクタリングサービスを提供できます。

例えば、売掛債権の回収リスクヘッジに特化した保証ファクタリング
売掛債権にかけられる保険のようなもので、万が一売掛先から売掛金が支払われなかった場合、事前に決めておいた補償金額が支払われます。

その他、診療報酬債権や介護報酬債権などを対象とする医療ファクタリングや、元請企業と下請企業の売掛債権を対象とする一括ファクタリングなど、業界に特化したファクタリングも多数。

業界の特徴に合わせた機能を提供しているので、痒いところに手の届くファクタリングサービスが期待できます。

介護業のファクタリング事例アパレル業界のファクタリング事例人材派遣業のファクタリング事例

銀行系ファクタリングのデメリット

銀行系ファクタリングのデメリット

もちろん、銀行が提供するファクタリングサービスは、いいことばかりではありません。

民間のファクタリング会社と比べると、以下のようなデメリットも存在します。

  • 審査が厳しく時間がかかる
  • 2社間取引ができない
  • 少額の売掛債権は買取対象外

審査が厳しく時間がかかる

銀行系ファクタリングが低コストながら高い安全性を実現できるのは、厳格な審査を行なっているからです。

このため銀行系ファクタリングが相手にしてくれるのは基本的に、資金力のある大手企業だけ。

さらに審査では回収リスクを精査するために、2〜3週間もの長い期間を要します。

このため銀行系ファクタリングは、売掛債権を一刻も早く現金化し、資金として回したいという場合には不向きだといえるでしょう。

ファクタリングを即日で利用するための条件

2社間取引ができない

ファクタリングには、申し込み企業ファクタリング会社で契約を締結する2社間取引
そして、そこにさらに売掛先が加わって契約する3社間取引があります。

欧米と違って、売掛金を早期現金化する文化が根付いていない日本でファクタリングをする場合は、2社間取引を利用するのが一般的

ファクタリングをしたことが売掛先や取引先に知られると、

「売掛金にまで手を出すなんてよっぽど資金繰りが苦しいのか」

と経営状態を危ぶまれ、今後取引を中止される恐れがあるためです。

しかし銀行が提供するファクタリングサービスは、回収リスクの低い3社間取引のみ

よって取引先にバレずに内密でファクタリングを行いたいという場合、銀行系ファクタリングはおすすめできません。

ファクタリング、2社間取引と3社取引の違いとは?

少額の売掛債権は買取対象外

銀行系ファクタリングは、資金力のある大手企業をメインターゲットに提供されています。

このためファクタリングサービスを利用できる売掛債権額は、数千万円〜と金額制限が設けられていることがほとんど。

数十万円、数百万円単位の売掛債権は買取対象外です。

もし少額の売掛債権を早期現金化したい場合は、民間ファクタリング会社を利用しましょう。

銀行系のファクタリング会社を紹介

銀行系のファクタリング会社を紹介

それでは銀行系のメリットを最大限に活かし、なおかつデメリットを最小限に抑えて利用できるファクターはどこなのでしょうか?

おすすめの銀行系ファクタリング会社を紹介します。

みずほファクター

みずほファクターは、みずほファイナンスグループの債権回収会社です。
売掛債権の全額ではなく、一部買取にも対応しているのが特徴。
高額の売掛債権しかないという場合でも、状況に合わせて必要額を調達することができます。

SMBCファイナンスグループ

みずほに続いて資金力のある大手銀行として名を馳せるSMBCファイナンスグループ
下請事業に特化した債権サービスに力を入れているので、土木建設業界に従事している中小企業におすすめです。

建設業のファクタリング

北洋銀行

北洋銀行は、北海道の地方銀行。
意外かもしれませんが、メガバンクに続いて地方銀行の中で最も高いファクタリングサービスのシェアを誇っています。
道外からの申し込みにも、インターネットバンキングの導入によって対応しているので安心です。

民間企業のファクタリング会社がおすすめ

民間企業のファクタリングがおすすめ 民間会社のファクタリング

確かに銀行系ファクタリングは手数料が割安ですが、それは本来のファクタリングのメリットを踏み潰して実現したもの

本来のファクタリングのメリットとは、以下の通りです。

  • 財務状況の悪い会社でも利用できる
  • 即日で現金が手に入る
  • 信用情報に影響がない

民間系のファクタリング会社を利用すれば、手数料は少し割高になりますが、これらのメリットを活かして売掛債権を早期現金化することができます。

手数料こそ高いものの、小回りが利くぶん零細企業のニーズに応える、機能性に富んだツールとなっています。

財務状況の悪い会社でも利用できる

申し込み企業の規模資金力によっては、門前払いされてしまう銀行系ファクタリング。

しかし、民間系ファクタリング会社なら、資金繰りに困った中小企業のために現実的な審査基準を採用。

本当にファクタリングを必要としている事業者のために、零細企業個人事業主でもしっかり話を聞いてくれます。

審査も売掛先の信用力さえあれば問題ないので、多少財務面に難がある企業でも十分に利用可能です。

ファクタリングの審査とは?項目と突破口を解説

理由②圧倒的な資金調達スピード

銀行系ファクタリングの審査にかかる時間は、2〜3週間

長い時間をかけるぶん、低コストかつ安全性の高い資金調達ができます。

しかし、資金繰りで困っている経営者にとっては、必要なタイミングに間に合わなければ何の意味もありませんよね。

特に、ファクタリングの利用者は一刻も早い現金調達を望んでいるケースがほとんどです。
そういった意味でも銀行系のファクタリングは、経営者の現実的な需要に応えたサービスとは言いかねるでしょう。

その点、民間会社の提供するファクタリングは、最短即日〜数日での資金調達が可能。

「時は金なり」という言葉があるように、民間会社のスピード性は時として、手数料を上回る働きを見せてくれます。

今後の取引や審査に影響がない

ファクタリングは、自社の流動資産である売掛債権を早期現金化するサービス。

金融機関からの借り入れと違って融資ではないので、負債としての記録が残らないのも1つのメリットです。

しかし、銀行系ファクタリングが提供する<"u">3社間取引では、契約に債権譲渡登記が必要。

債権譲渡登記の記録は法務局で誰でも閲覧できるので、ファクタリングをしたという事実は売掛先にも他の金融機関にも知られてしまいます

売掛債権の早期現金化にいい印象を持たない取引先や金融機関はたくさんありますから、今後の審査や取引に悪影響を及ぼしかねません

これではたとえ信用情報に記録が残らなくとも、結果的に何の意味もありませんよね。

それに対して民間系のファクタリング会社は2社間取引を利用できるので、取引先にも誰にもバレずにファクタリングが可能です。

おすすめの民間系ファクタリング会社

ファクタリング本来のメリットを活かすなら、断然銀行系よりも民間系のファクタリング会社がおすすめです。

ファクタリングのメリット・デメリット

そこで最後に、良心的な手数料で利用できる当サイトおすすめの民間経営ファクタリング会社を紹介します。

ビートレーディング

ビートレーディング

取引先に知られずにファクタリングがしたいなら、民間企業が提供する2社間取引がおすすめ。

ビートレーディングは数ある民間企業の中でも、2社間取引に強みがあるファクタリング会社です。

コストが高くなりがちな2社間取引でも、売掛債権の額面の15%前後という良心的な手数料でサービスを案内してくれます。

ビートレーディング
公式サイトはコチラ

アクセルファクター

アクセルファクター

銀行系のファクタリングの審査は厳しく、個人事業主が通過することはほぼ不可能です。

しかし、アクセルファクターは民間企業ならではの柔軟な審査基準で、法人・個人事業主関係なく利用OK

!

その通過率はなんと93%で、最小金額100万円〜などの金額制限もないので、少額の売掛債権でもしっかり対応してもらえます。

アクセルファクター
公式サイトはコチラ

ウィット

ウィット

銀行系ファクタリングは、回収リスクをしっかり見極めなくてはならないため、審査に長い時間を要します。

しかし、民間企業が提供するファクタリングサービスは、申し込みから最短即日で入金可能

その中でもウィットは審査完了まで最短2時間面談なしで利用できるスピードに特化したファクタリング会社です。

ウィット公式サイトはコチラ

まとめ

少額の売掛債権買取は 民間のファクタリング会社を利用しよう

民間企業にはない安心感と、格安の手数料が自慢の銀行系ファクタリング。
しかし、売掛債権の買取対象額は数千万円〜など、そのサービスは大手企業向けです。
審査基準も厳しいので、中小企業や個人事業主が利用するのは難しいでしょう。

少額の売掛債権の買取には、民間経営のファクタリング会社がおすすめです。
審査の対象は売掛先なので、財務面が多少苦しい企業でも利用でき、即日で売掛金が入金されます。