カードローンとクレジットカード現金化は全くの別物!その違いを大解剖
更新日:2020.03.03佐藤 隆道

お金の借入方法は、ありすぎて違いがよく分からないという方のために! CMでおなじみのカードローンと、最近注目されはじめているクレジットカード現金化。 同じカードを使った借金でも大きく異なる、新旧2つの現金調達方法の違いを解説します。
目次
カードローンとは

カードローンとは、借入専用のカードを発行してお金を借りるサービスです。
家や車のローンのように使途を決めることなく、担保や保証人なしで自由にお金が借りられます。
年収や信用情報など、返済能力を審査して個々に融資限度額が決定。
その限度額内であればATMやCD(キャッシュディスペンサー)から自由に借入・返済が可能です。
カードローンには大きく分けて以下の4種類のサービスが存在します。
- 流通系カードローン
- 銀行系カードローン
- 消費者金融系カードローン
- 信販系カードローン
それぞれの特徴を簡単に解説していきますね。
流通系カードローン

流通系カードローンとは、楽天銀行やイオン銀行など、流通業界の銀行が発行しているカードローンです。
別名ネット銀行カードローンとも呼ばれています。
14~16%という低金利で借りられるのが、流通系カードローンの特徴。
実店舗を持たないことで維持費や人件費を抑え、そのぶん安い金利設定でサービスを提供しているんですね。
利用実績に応じてポイントを付与するなど、提携企業のサービスと併用でお得になるカードローンが多く発行されています。
手数料0円で現金調達銀行系カードローン

銀行や信用金庫など金融機関が発行するカードローンです。
カードローンの中でも10〜15%という最低金利を誇るのが、銀行系カードローン!
が、そのぶん審査も厳しく結果が出るまで1週間前後かかります。
他のカードローンは貸金業法によって「借金は年収の1/3まで」という総量規制を受けますが、銀行系カードローンは銀行法の適用を受けるので年収による縛りがありません。
このため、専業主婦など収入のない方でも融資を受けることが可能です。
無職・主婦OKの現金調達方法消費者金融系カードローン

プロミスやアイフルなど、テレビCMでおなじみの消費者金融が発行するカードローンです。
消費者絵系のカードローンの金利は18%前後とやや高め。
ですが、初回は30日間の無利息期間を設けているところもあるので、賢く利用すれば金利0でお金が借りられてお得です。
新規申し込みの場合でも、午前中に申し込めば即日融資可能という高いスピード性を誇っています。
最短5分で現金振込信販系カードローン

三井住友カードやセゾンカードなど、クレジットカード会社が発行するカードローンです。
一見、クレジットカードに付帯しているキャッシングと同じように見えるかもしれませんが、キャッシングの金利は20%。
それに比べて借金専用のカードを発行する信販系のカードローンは、金利が15~17%前後と低く設定されています。
ただしそのぶん消費者金融よりも若干審査は厳しく時間がかかるため即日での融資は期待できません。
即日で現金を手に入れるキャッシングとは

キャッシングとは、クレジットカードに付帯している借入機能のことです。
あくまでもクレジットカードのおまけ機能なので、カードローンに比べて限度額は低めで、国で定められら法定金利上限の20%であることがほとんどです。
キャッシング枠を後付けするためには、別途審査が必要ですが、クレジットカード申し込み時に自動付帯しているものならば、ATMやCDに差し込むことですぐに利用可能。
もし自分のクレジットカードにキャッシング枠がついているか分からない場合は、カードの利用明細や会員サイトで確認するか、カスタマーセンターへ問い合わせてみるとよいでしょう。
クレジットカード現金化とは

クレジットカード現金化とは、本来は買い物専用であるクレジットカードのショッピング枠を使ってお金を調達する方法です。
クレジットカード現金化は、クレジットカードと身分証をもった20歳以上の成人であれば、誰でも利用できるサービス。
- ネットや電話で現金化業者に申し込み
- クレジットカード現金化で欲しい金額を伝える
- 業者の運営するECサイトで、指定の商品をカード購入
上記の手続きをとれば、あとはカード決済額から手数料を差し引いた金額が、クレジットカード現金化業者から自分の口座に振り込まれます。
カードローンとちがって正規の借入方法ではないので、カード会社にバレると利用停止などのペナルティをくらいますが、審査不要でその日のうちに最短5分でお金が借りられるスピーディな現金調達方法です。
今すぐクレジットカード現金化現金化とカードローンの違いは?仕組みを比較

クレジットカード現金化とカードローンは、どちらもお金を借りるサービスですが、その仕組みは根本的に異なるものです。
そこで、クレジットカード現金化とカードローン、それぞれの仕組みから生まれる違いを解説します。
業種

カードローンは、国から正式に認められてお金の融資を行う貸金業。
それに比べてクレジットカード現金化は、利用者がカード決済した商品を買い取る、という形で現金を付与しているので、業種上は古物商に分類されます。
この違いによって、両者には受ける法規制にも差が生まれます。
カードローンが貸金業法の規制を受けるのに対して、クレジットカード現金化は古物営業法という、中古品買取に関する法律が適用されるのです。
お金を借りる相手

カードローンでお金を借りると、金利を上乗せして元金を返済することになります。
それに対してクレジットカード現金化では、利用者にお金を貸しているのはあくまでもカード会社。
このためクレジットカード現金化業者の利用では金利という形ではなく、カード決済金額を現金に換える仲介手数料という形でコストが発生します。
審査や信用情報への影響

カードローンでは貸し倒れを防ぐために、利用者の収入、返済能力を見定める審査を通して、利用の可否や限度額を決定します。
それに対して、利用者の返済に関与しないクレジットカード現金化業者には、審査自体がありません。
ショッピング枠の空きが、そのまま利用可能上限枠となります。
正式な借り入れではないので、総量規制の対象外ですし、履歴上はカードでネットショッピングをしたようにしか見えないので、借金の記録が信用情報に残ることもありません。
ただし、返済能力の分からない人に事実上お金を貸すことになるカード会社にとって、現金化行為は迷惑以外の何者でもありません。
このためクレジットカード現金化はカード会社の利用規約違反となっており、バレると利用停止や強制解約などのペナルティが課されます。
これらの措置は単なる借入よりも、個人信用情報に深刻な影響を与えるので、カード会社にバレないよう細心の注意を払わなければなりません。
安全に利用できる現金化業者手数料

クレジットカード現金化とカードローンは、それぞれ異なる法規制の下で運営しているため、手数料の仕組みも違います。
カードローンで発生する金利には貸金業法が適用されるため、国が定める法定金利の年利20%を超えることはありません。
それに対して、クレジットカード現金化の手数料は、換金率という独自の数字で表されます。
- クレジットカード現金化の換金率とは?
- 例えば、換金率90%の現金化業者で10万円のカード決済をしたとしましょう。
すると、10万円×90%=9万円の現金が自分の銀行口座に振り込まれ、残りの1万円は手数料として現金化業者に支払われることになります。
カードの引き落とし日は翌月なので、現金化業者の手数料は年利換算すると120%。
国が定める上限金利20%を大きく上回りますが、そもそも貸金業法の制約を受けないので、法律違反ではありません。
これをいいことに、相場よりも大きくかけ離れた法外な手数料を請求してくる悪徳業者もいるので注意しましょう。
申し込み方法

カードローンとクレジットカード現金化は、異なるサービスなので、その申し込み方法も変わってきます。
カードローンの申し込み方法
カードローンの申し込み方法は、主に以下の4通りとなります。
- 店頭窓口
- 郵送
- 無人契約機
- ネット
スタッフと対面で取引が進められる店頭窓口や、記入した申込書の郵送などの古典的な方法は、安心感がある一方、時間的な制約を受けるというデメリットがあります。
即日で融資を受けたい場合は、申し込みからカード発行まで一連の流れが行える無人契約機か、借入から返済まで全てスマホで手続きできるネット振込型のカードローンに申し込むのがおすすめです。
また、カードローンでは、返済能力を審査するために勤務先への在籍確認が行われます。
利用者本人が電話に出なくても構いませんが、勤務先が休業日だと即日融資が受けられない場合があるので注意してください。
- カードローン申込みの必要書類
- カードローンの新規契約には、基本的に、顔写真付き証明書などの本人確認書類と、源泉徴収票や所得証明書などの収入証明書類が必要です。
ただし希望額が50万円以下で、他社との合計借入額が100万円以下であれば、収入証明書なしでも契約できます。
クレジットカード現金化の申し込み方法
クレジットカード現金化の申し込みは、ネット申し込みか電話が主流です。
流れとしては、クレジットカード現金化業者の公式サイトにアクセスし、申し込みフォームを記入・送信。
本人確認のために、現金化業者から折り返しの電話連絡がかかってくるので、クレジットカードと身分証の画像を送信します。
あとは、業者指定のショッピングサイトで商品をカード購入すれば、手続き完了!
最短5分、遅くとも20分前後で指定した銀行口座に現金が振り込まれます。
- クレジットカード現金化では収入証明書が必要ない
- クレジットカード現金化には審査がないので、収入証明書の類は必要ありません。
本人名義のクレジットカードと身分証を持っている成人であれば、誰でも現金化サービスを利用することができます。
カードローンのメリット・デメリット

国から認められている金融機関からお金を借りるカードローンは、正式な現金調達法ならではのメリットがあります。
- 手数料が年利15~20%と安い
- 悪徳業者や詐欺に遭う危険がなく、安全
安全性とコストパフォーマンスという2点に圧倒的に強みがある一方で、カードローンには以下のようなデメリットもあります。
- 即日融資を受けるためには午前中に申し込む必要がある
- 主婦や無職の方は審査に通るのが難しい
- 必要書類に収入証明書が必要
- 借金をした記録が信用情報に残る
正規の金融機関からお金を借りるので、どうしても少し融通がきかない、調達スピードが遅いといった欠点があげられるようです。
最短5分でスピード現金調達クレジットカード現金化のメリット・デメリット

一方クレジットカード現金化には、民間企業ならではの柔軟性を活かしたメリットが存在します。
- 20歳以上なら審査なしで誰でも利用できる
- web手続きから最短5分で現金が借りられる
- 利用しても信用情報に傷がつかない
このように、誰でもスピーディに利用できるのがクレジットカード現金化の強み。
ですが、以下のようなデメリットがあることも忘れてはいけません。
- 手数料が他の現金調達方法に比べて割高
- バレると利用停止や強制解約などのペナルティがある
- 悪徳業者や詐欺被害に遭う危険性がある
クレジットカード現金化はカード会社の利用規約違反なので、バレた時の代償は大きいです。
また、法的にグレーゾーンの取引となるので、間違っても悪徳業者を利用しないように注意しなければなりません。
人気No.1の現金化業者はコチラクレジットカード現金化とカードローン、選ぶならどっち?

クレジットカード現金化とカードローン、現金調達するならどっち? メリット・デメリットを見てもどちらを選べばいいか分からないという方向けに、安全性・スピード性・審査・金利の4つのポイントを比較!
両者の違いから、自分にピッタリの現金調達方法の選び方を解説します。
安全性

昔は闇金と間違われるほどイメージの悪かった消費者金融ですが、今では法整備もととのって徐々にクリーンな業界になりつつあります。
貸金業として国に登録、貸金業法の管制下にあるカードローンの場合、法外な金利をとられたり理不尽な取り立てを受ける心配はありません。
それに比べてクレジットカード現金化は法的にグレーゾーンなので、まだ一部に悪徳業者が紛れ込んでいます。
さらにクレジットカード現金化は法律違反ではないものの、カード会社の利用規約違反にあたります。
このため、カード会社にバレるとクレジットカード利用停止や強制解約などの措置が取られる危険性もあるので、安全かつ正規の方法でお金を借りたいという場合にはカードローンに軍配が上がります。
安全度No.1の老舗業者スピード性

消費者金融系のカードローンなら午前中に審査申し込みをすれば、午後には窓口や自動契約機でカードを発行できます。
銀行系カードローンも、自動契約機がある三井住友銀行、三菱UFJ銀行のカードローンなら即日で発行可能です。
ただし、カードローンの即日発行は申し込みから最短でも3時間前後はみておかなくてはいけません。
それに比べてクレジットカード現金化なら、ネット手続き30分前後で現金がGETできます。
クレジットカード1枚と顔写真付きの身分証明書があれば、web上ですぐ申し込み手続きできるので、急な金欠時にピッタリです。
24時間営業の現金化業者金利

カードローンは審査条件がよければそのぶん、借り入れ可能枠は大きく、金利も優遇される傾向にあります。
その点クレジットカード現金化は、年収や信用情報と関係なく額面の10~20%の手数料が差し引かれます。
金額が大きければ大きいほど手数料率は低くなりますが、それでもカードローンと比べるとどうしてもコストは割高。
クレジットカード現金化はどちらかというと、審査に通過する自信がなかったり、事情があって消費者金融やカードローンからは借りれないという人に需要があるサービスだといえるでしょう。
手数料0円の現金化業者審査

カードローンでは年収や信用情報を審査して、融資の可否や限度額を決定します。 主婦の銀行系カードローンを除いて、収入の少ない方や多重債務者の方が審査を通過するのはほぼ不可能です。
それに対してクレジットカード現金化では、商品の購入代金を立て替えるのはあくまでもカード会社なので、現金化業者側からの審査はありません。
また、カード決済もショッピング利用として処理されるので、信用情報に借入の記録が残らないというメリットもあります。
今後家や車のローンを組む予定があるので、借金の履歴を残したくないという方にとっては一考の価値があるでしょう。
おすすめのクレジットカード現金化業者

一口にクレジットカード現金化といっても、その特徴は業者によって異なります。 クレジットカード現金化業者の中でも、利用停止リスクのない安全な業者、手数料の低いお得な業者など、自分の希望条件にかなう優良店に依頼しましょう。
どんなときも。クレジット

クレジットカード現金化は手数料が高い、という固定観念を覆すべく誕生したのがどんなときも。クレジット。
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クレジットカード現金化は法的にグレーゾーンという言葉を聞いて不安になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
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まとめ

安定した収入があって、今後も借金をする可能性があるという方はカードローンを1枚持っておくと便利!
それに対して、審査に通過する自信のない人や、急な金欠や、一時しのぎの借金で信用情報に借入の記録を残したくないという方にはクレジットカード現金化がおすすめです。
ベストな手段は状況によって変わりますから、スピード・安全性・コストのうちどのポイントを優先させるのかその都度考えながら現金調達方法を選びましょう。