アルバイト・パートでもOKの給料ファクタリング会社とは?利用できる条件を解説
更新日:2020.11.18佐藤 隆道
結論から言うと、パート・アルバイトの方でも給料ファクタリングは利用できます。
なぜなら給料ファクタリングは、給料債権(給料を受け取る権利)の買取。
ですから、勤務先から毎月給料がきちんと支払われてさえいれば、理論上は誰でも受け付けてもらえるのです。
ただし、実際の利用可否は、給料ファクタリング会社によって異なります。
パート・アルバイトだから絶対ダメということはないのですが、業者を選ぶ必要はあるということです。
そこで、今回の記事ではパート・アルバイト・派遣社員の方など、雇用形態別の給料ファクタリングについて解説!
自分は給料ファクタリングできるのかどうかチェックするポイントや、パート・アルバイトでも利用できる給料ファクタリング会社を紹介します。
アルバイトの人が給料ファクタリングする条件

アルバイトの方が給料ファクタリング会社を利用するには、アルバイト・パートOKの業者を選べばOK!
しかし、以下の2つの条件を満たしている必要があります。
- 20歳以上である
- 最低3ヶ月以上勤務している
1つずつその条件の内容について確認してきましょう。
20歳以上である
シフト制で自由な働き方ができることから、学生やフリーターの多いアルバイト。
安定した収入さえあれば、アルバイトでも受け付けてくれる給料ファクタリング会社はたくさんあります。
しかしどんなに稼いでいても、満20歳以上でないと給料ファクタリングのサービスは利用できないので注意が必要です。
なぜなら民法上、未成年者が保護者の同意を得ずに結んだ契約は、後から取り消しが可能!
業者側は、後から契約が無効になったり、親とトラブルになるのは避けたいと思っています。
ただでさえ未成年者の申し込みは少額利用が多いのに加えて、そんなリスクを負ってまで時間と人員を割く気にはなれないというのが本音です。
最低3ヶ月以上勤務する
給料ファクタリングの審査では、勤務先から毎月安定して給料が支払われているかどうか、が最も重視されます。
このため、給料ファクタリング会社では利用に際して、2〜3ヶ月分の給与明細が求められることがほとんど。
給与振込口座の通帳コピーでも構いませんが、その際も2回以上給与振込の履歴が確認できないといけません。
このことを考えると、アルバイト・パートOKの給料ファクタリング会社を利用するにしても、最低3ヶ月以上は勤務先で働いている必要があります。
パート主婦が給料ファクタリングする条件

パートタイマーの主婦が、給料ファクタリングを利用する場合も、基本的にはアルバイトの方と条件は一緒!
そしてなんと、専業主婦の方でも給料ファクタリングは利用可能です!
自分が働いていなくとも、配偶者の給料をファクタリングすることができます。
もちろん配偶者の同意が必要なので、夫に黙ってお金を調達することはできませんが、家計の危機を乗り越える一つの手段として、覚えておいても損はないでしょう。
女性専用の給料ファクタリング会社がある!?
初めての給料ファクタリングが不安という女性のために、最近ではレディース利用に特化した給料ファクタリング会社もあります。
女性専用給料ファクタリングのQULICK(キュリック)はまさにその先駆けで、働く女性なら派遣社員・アルバイト・パート全ての女性がOK!
勤続1ヶ月目〜、最小金額1万円から申し込めるので、収入の少ない女性でも安心して利用できます。
派遣社員は有利?!一つの決め手は保険証

給料ファクタリングでは、必要書類の一つとして健康保険証が求められます。
健康保険証には社名が入っているので、それが企業に属している証拠となるんですね。
このため持っている健康保険証が、以下の種類だと、審査や買取条件に不利に働く場合があります。
- 国民健康保険証
- 社会保険の被扶養者証
国民健康保険証は、無職や親元を離れて暮らす大学生が加入している場合が多いでしょう。
一方、被扶養者証とは、親・配偶者の扶養で入っている社会保険の健康保険証のことです。
こういった保険証には、自分が働いている社名が記載されていません。
このため、万が一利用者の返済が滞った時、給料ファクタリング会社としてはお金の回収が難しくなるという弱点があります。
その点、派遣会社の保険に入っている派遣社員や、親・配偶者の扶養から外れてアルバイト先の社会保険に加入している人は、同じ非正規雇用でも審査に有利といえます。
非正規雇用の人が審査落ちする要因とは?

基本的に、パート・アルバイトの方OKとしている給料ファクタリング会社なら、雇用形態を理由に審査に落とされることはありません。
→給料ファクタリングの審査とは?落ちる原因をチェックにも関わらず、非正規雇用の方が審査落ちしてしまう原因としては、主に以下のようなものが挙げられます。
- 給料が手渡し
- 在籍確認ができない
給料が手渡し
勤務先の給料が手渡しの場合、審査に通過するのは難しくなります。
なぜなら、口座を持っていないのは、銀行の審査に落ちたから=勤務先自体が信用できないという見方もできるからです。
毎月安定して金額が支払われているか、給与振込の履歴を確認するのも手渡しだと難しくなるため、敬遠されてしまうケースが多いです。
在籍確認ができない
正規雇用・非正規雇用に関わらず、勤務先での在籍確認がとれないと、審査落ちの原因となります。
本人が電話に出なくとも、在籍していることが分かればいいので、必ず勤務先の営業時間内を指定。
なるべく混雑時を避けて、電話を取ってもらいやすい時間帯にお願いしましょう。
保険会社から契約内容の確認など、適当に素性や要件はぼかしてくれるので、給料ファクタリングからの電話だとバレる心配はありません。
職場に電話がかかってくるのはちょっと…という人は、在籍確認ナシで利用できる給料ファクタリング会社がオススメです。
勤務証や名刺のコピー提出などで、在籍確認の代替としてくれる業者もあります。
パート・アルバイトの方でも審査が通りやすくなるコツ
どうしても正社員と比べると断られやすく、買取条件が悪くなってしまいがちな非正規雇用。
そこで、パート・アルバイトの方が少しでも、給料ファクタリングの審査通過率をあげるコツを紹介します。
- 追加資料を提出する
- 少額利用にとどめる
一体これらの条件がどのような形で審査を有利するのか、その効果について解説します。
追加資料を提出する
パート・アルバイトの方の審査が厳しくなるのは、正社員と違って逃げられやすいからです。
そこで、「自分は信頼できる人間です。返済から逃げるつもりはありません」ということを書類で証明することで、審査通過率をあげることができます。
具体的には、以下の書類を追加提出すると、給料ファクタリング会社からの信頼性がUPします。
- 勤務証
- 名刺
- 住民票
- 公共料金の領収書
勤務証や名刺は返済に滞った時の連絡先として、そして住民票や公共料金の領収書は、現住所を証明するのに役立ちます。
少額利用にとどめる
正社員の場合は、基本給が給料ファクタリングの買取対象になります。
給料ファクタリングにおいて、以下のお金は給料債権買取額として含まれません。
- 会社から天引きされる保険料、住民税
- 残業代
- 休日出勤手当
つまり、自分の口座に毎月安定して振り込まれる金額が、給料ファクタリングの利用可能上限額ということになります。
しかし、アルバイトの給料は基本給という概念ではなく、時給換算。
給料ファクタリング会社は「今月もこれまでと同じくらいの給料が入ってくるだろう」と予測のもとでしかお金を貸してくれません。
回収リスクを考えると、直近3ヶ月のうち最も稼ぎが少なかった月の給与額が安定収入と判断される可能性が高いです。
同じ給料ファクタリングの申し込みでも、月給15万円の人が10万円申し込むのと5万円申し込むのでは、審査に雲泥の差があります。
安定収入が低く見積もられることも視野に入れて、あらかじめ低い買取額で申請しておくと、審査通過率があがるでしょう。
パート・アルバイトでも利用できるファクタリング会社

それでは早速、パート・アルバイトでもOK!
審査基準が柔軟で、非正規雇用でも問題なく利用できる給料ファクタリング会社を紹介します。
毎日給料日くん

毎日給料日くんの利用条件は、20歳以上でなおかつ社会保険に加入していること!
つまりアルバイトの方でも、勤務先の社会保険に加入していれば審査を受ける資格があります。
他の給料ファクタリング会社の審査に通過できるか不安な人は、あわせて申し込んでおくと安心です。
東京給料ファクタリング

アルバイトでもOK!他の資金調達方法

何も給料ファクタリングだけが、パート・アルバイトの方が利用できる方法というわけではありません。
人やケースによっては、他の選択肢を選んだ方が、有利に現金調達できる場合も十分にあります。
そこで、給料ファクタリング以外でパート・アルバイトの方が利用できる他の現金調達方法についても紹介!
申し込む前に1度選択肢を並べて、どの方法が今の自分にあっているか、じっくり検討しましょう。
おまとめローン
すでに複数社から借り入れがある人でも利用できる消費者金融が、おまとめローン。
仮にA社から30万円、B社から20万円の借金があるとしましょう。
この時、現在の借入総額である50万円をC社から新たに借り入れてAB各社に返済。
今後はC社に50万円を返済していくというのが、おまとめローンの仕組みです。
支払い先が1つにまとまるので、返済日の管理が楽になり、金利負担も軽減されるという二重のメリットがあります。
中央リテール

おまとめローンを専門に取り扱う中央リテールなら、複数の借り入れがある人でも安心。 窓口担当の人は全員、国家資格取得済みなので、借り換えた場合の金利シミュレーションなど、借金のお悩みに一から相談に乗ってくれます。
クレジットカード現金化
クレジットカードさえ1枚あれば、個人信用情報や雇用形態なく現金を作ることが可能です。
通常、クレジットカードを使った現金調達といえば、現金借り入れ専用枠であるキャッシングが思いつきますね。
しかし、キャッシング枠の設定は別途審査を受ける必要があるのが難点。
その点クレジットカード現金化は、買い物専用枠であるショッピング枠を使うので、誰でも利用できます。
ネット業者に依頼すれば、カード決済額を現金に換えてその日のうちに振り込んでくれますよ。
換金クレジット

クレジットカード現金化は、給料ファクタリングと比べてスピーディなのも魅力的。
ネット業者の換金クレジットなら365日24時間申し込み受付中。
申し込みから最短5分で、指定口座に現金を振り込んでもらえます。
Amazonギフト券買取
クレジットカード現金化は専門業者を介さずとも、自分ですることが可能です。
アマゾンの公式サイトからAmazonギフト券をカード購入。
買取サイトで転売すれば、額面の90%前後でAmazonギフト券を買い取ってもらえます。
コード番号をメール送信するだけで簡単に売買できるので、ネット手続きに慣れた現代人におすすめの方法です。
買取ボブ

初めてのAmazonギフト券を転売するなら、専門サイトの買取ボブがおすすめ。
初回利用者は、買取価格90%を保証してくれるので、安全かつ高換金率で換金が可能です。
まとめ

それでは、最後にパート・アルバイトの方の給料ファクタリングについて分かったことをまとめ直します。
- パート・アルバイトOkの給料ファクタリング会社なら利用可能
- ただしアルバイトの場合、20歳以上で最低3ヶ月以上勤務している必要がある
- 配偶者の同意があれば、専業主婦でも夫の給料でファクタリングできる
- 国民健康保険者や被扶養者証の場合は、審査に通過しづらくなる
- アルバイトでも勤務先の社会保険に加入していれば審査通過率は上がる
- 審査通過のコツは、住所や勤務先を証明できる資料を提出し、少額で申し込むこと
給料ファクタリングが断られたからと言って諦める心配はありません。
パート・アルバイトの方でも利用できる、自分にあった方法で現金を調達しましょう。