【分析】給料ファクタリングは闇金?逮捕された違法業者の特徴

更新日:2020.11.18
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佐藤 隆道

ファクタリングとはもともと、欧米発祥の企業向けサービス。
法人取引で使われる売掛債権(取引先からお金を受け取る権利)を買い取ってもらう資金調達方法です。

その個人向けサービスとして開始したのが、給料ファクタリング

→給料ファクタリングの基礎知識はコチラ

勤務先を通さずに給料を前借りできることから喜びの声をあげる人がいる一方で、闇金融まがいの詐欺被害に悩まされている人も多いようです。

そこで、今回の記事では給料ファクタリングは闇金融なのかどうかを分析!

裁判所や金融庁の見解、そして過去の判例と照らし合わせて、その違法性をチェックしていきます。

2020年、給料ファクタリング=貸金業が成立

給料ファクタリングの手数料は、額面の20〜40%前後であり、年利に直すと240%を超える大暴利。

このことから、その仕組み自体が闇金融であり、違法という声はサービスの誕生当初からあがっていました。

この意見に対して、

「ファクタリングは売掛債権の売買であり、貸金業ではない。したがって闇金融ではない」

と反論してきた給料ファクタリング会社側ですが、2020年にこの主張を覆す見解が、公的機関によって続々と発表されたのです。

3月5日、金融庁が給料ファクタリングを貸金業と認定

2020年3月5日、金融庁が給料ファクタリングに対する見解を発表しました。

行政機関に対して違法か合法かを確認するノンアクションレターで、
給料ファクタリングは貸金業に当たるかどうか」
という質問が金融庁に送られたのです。

それに対して金融庁は「給料ファクタリングは貸金業である」回答書で結論づけています。

あくまでこれは、法令に関する一般的な回答書であり、給料ファクタリングを違法とする法律が制定されたわけではありません。

しかし、金融庁が初めて公的な見解を示したことは、給料ファクタリングの社会的認識を大きく動かしました。

3月24日、裁判で貸金業法・出資法違反の判決

3月24日、不払いの利用者を訴える都内給料ファクタリング会社の裁判判決が出ました。

東京地方裁判所の結審は、「給料ファクタリングの契約は、貸金業法、出資法違反によって無効。刑事罰の対象」。

不払いの利用者を訴える給料ファクタリング会社に対して裁判長は、

「借りたものを返せと言っているのと同じ」

と、給料債権は第三者に譲渡できないことを理由にこの言い分を一蹴し、給料ファクタリングの仕組み自体を否定したのです。

そして、給料ファクタリングは実質的な貸金業である以上、貸金業登録年利20%以下の経営が必要と判決を下しました。

→給料ファクタリングの違法性について解説

闇金として逮捕された給料ファクタリング会社の特徴

逮捕された違法業者の特徴

最新の行政機関の判断では、給料ファクタリングは貸金業
したがって、貸金業登録をせずに年利20%を超える手数料を徴収する業者は全て非合法=闇金という図式が成り立ちます。

それでは、この見解が発表される以前までは、ファクタリングはどのような場合に闇金業者だと判断されてきたのでしょうか?

そこで過去にヤミ金として逮捕されたファクタリング会社の共通点特徴をまとめてみました。

償還請求権がある

実は、債権取引であるファクタリングによく似た貸付に、手形割引という銀行が提供するサービスがあります。

法人取引の支払いでよく使われる約束手形は、決められた期日にならないと資金化することができません。
それを、手数料を払って銀行に持ち込むことで、本来の資金化日より早く現金化できるというのが手形割引です。
銀行は、本来の支払い期日がきたら手形を発行した企業から現金を受け取れます。

両者の最大の違いは、ファクタリングが債権の売買であるのに対して、手形割引はあくまでも手形を担保とした融資であること!

手形が不渡り(手形を発行した企業が支払不能)になった場合、持込者には手形を買い戻す義務があります。

この償還請求権と呼ばれる回収リスクを負うか負わないのかが、債権売買貸付かを左右するポイントです。

債権取引の場合、債権を買い取っても回収できるとは限らないので、そのリスクに見合う手数料をとることは妥当。
しかし、債権を担保とする融資なら、貸金業法に則った金利設定が然るべきということですね、

このため、万が一もらえるはずのお金が手に入らなかった時、利用者が補填しなければならない償還請求権ありのファクタリングは、貸金業と認められる傾向があります。

実際、2020年に都内のファクタリング業者が不払いの利用者を訴えた裁判でも、裁判長は「被告は,債権回収のリスクをほとんど負っていない」」と発言。

このファクタリング業者を実質的な貸金業と決定づける一因となっていました。

契約書がない

ファクタリング契約は、訪問販売や電話勧誘と同じで、特定商取引に分類されます。

そして特定商取引を取り締まる特定商取引法では、サービス内容料金支払い日時を記載した契約書の発行が必須。

このため、いい加減な内容しか書いていない契約書や、そもそも契約書の発行自体がない給料ファクタリング会社は違法業者で間違いありません。

手口が闇金そのもの

給料ファクタリング会社はあくまでも、
「債権の買取手数料を徴収しているのであって、お金を貸して権利をとっているわけではない。」
ということを言い分に営業しています。

したがって、この言い分が崩れるような金利の要求厳しい取り立て等を行う業者は事実上の闇金融とみなされるケースが多いです。

返済金が用意できなかった場合、利息分のみを支払わせ、元金返済を先延ばしにするジャンプ分割払い融資への切り替えを提案。
その後だんだん手数料を吊り上げていくというよくある手口を使った結果、その行為自体が闇金である証拠となって捕まったという業者はたくさんあります。

その他、取り立てに際する脅迫恐喝もヤミ金特有の性質として扱われるケースが多いようです。

闇金融に遭遇した時の相談先は?

闇金融に遭遇した時の相談先は?

それでは実際に給料ファクタリングを利用して闇金被害に遭ってしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか?

一般的に給料ファクタリングで何かトラブルがあった際は国民生活センター消費生活センターに相談するのが一般的です。

しかしそういった自治体の窓口では、悩み相談自体はできても根本的な解決に至るのは困難。

脅迫や恐喝、法外な手数料支払いなど既に闇金融の被害を受けている場合には弁護士に相談したほうがスムーズです。
弁護士であれば法的な手続きに則って、執拗な督促や嫌がらせを迅速に止めることができます。

特に、利用した給料ファクタリング会社が、過去に逮捕された違法業者と似通う特徴があれば、過去の判例にしたがって物事を有利に進められるはずです。

なるべく、ファクタリング事情に精通した弁護士や闇金対応の実績がある弁護士を選ぶと安心でしょう。

→給料ファクタリングで被害を受けた時の相談先は?

安全な給料ファクタリング業者を紹介

安全な給料ファクタリング業者を紹介

金融庁と裁判所から貸金業であるという見解が発表された給料ファクタリング。
だからといって今すぐ全ての給料ファクタリング会社が違法業者として摘発されるわけではありません

実際、現行の給料ファクタリング会社は未だに貸金業登録なし・金利換算すると年利20%超という手数料設定のままで営業しています。

給料ファクタリングを直接取り締まる法律が制定されたわけではない以上、しばらくは現状維持の状態が続くでしょう。

そこで現存する給料ファクタリング業者のうち、闇金融とは無関係で、安全に利用できる業者を1つ紹介しておきますね。

大吉

リピート率92%と給料ファクタリングの利用者から絶大な支持を集めているのが大吉。
お申し込みから最短30分というスピードで現金振り込んでくれるので即効性があります。
額面の10%~という良心的な手数料で闇金融のような厳しい取り立てもないので安心して利用することができます。

→給料ファクタリングの安全性について解説

信用ブラックでもOK!他の現金調達方法

信用ブラックでもOK!他の現金調達方法

個人信用情報の審査がなく、自身の返済能力と関係なく利用できる給料ファクタリングは、一部の層から大きな需要を得ているというのもまた一つの事実。

しかし、行政機関からはほぼ闇金融同然と認定されたサービスに手を出すのは抵抗があるという方も中にはいらっしゃるでしょう。

そこで、給料ファクタリングとは別で、信用ブラック収入のない方でも利用できる他の現金調達方法についても紹介します。

おまとめローン

複数の借り入れがある場合、もう銀行や消費者金融などの合法サービスは利用できないと諦めていませんか?

そんな時でもおまとめローンなら大丈夫!

おまとめローンとは別名借金の一本化とも呼ばれ、借金の返済先を1つにまとめる手段です。

例えば、すでにA社から30万円、B社から20万円の借金があったとします。
その場合、C社から新たにその合計額である50万円を借り入れて、各社に返済。
今後はC社に借金を返済していくという流れになります。

返済日の管理が楽になり、さらに金利負担が軽減されるというメリットがあるので、多重債務者の方にお勧めです。

中央リテール

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おまとめローン専用の消費者金融、中央リテールなら金利の試算から借金の相談まで何でもOK!
闇金融に手を出してしまう前に、一度話だけでも聞いてみることをお勧めします。
窓口の担当者は全員国家資格取得済みなので、安心して悩みを打ち明けられますよ。

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クレジットカード現金化

通常、クレジットカードでお金を借りるためには、借り入れ専用枠であるキャッシング枠の設定が必要。
ただし、キャッシング枠の設定には別途審査を受けなければならないので、信用ブラックの方が利用することができません

そこで、誰でも利用できるショッピング枠を使ってお金を作ろうという発想から生まれたのがクレジットカード現金化というサービスです。

クレジットカード現金化業者というプロ集団に依頼すれば、カード決済金額を現金に換えて口座に振り込んでもらえます

換金クレジット

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365日24時間申し込みを受け付けているネット業者なら、時間や場所に縛られずに現金を調達可能!
指定のショッピングサイトでカード決済するだけで、必要な金額が即日最短5分で振り込まれます。
信用ブラックの方でも、ショッピング枠に空きのあるクレジットカードさえあれば審査ナシで利用できます。

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Amazonギフト券買取

クレジットカード現金化は自分で商品を購入、転売することでも可能です。

そんな自分でのクレジットカード現金化にオススメなのはAmazonギフト券

アマゾンの公式サイトからオンライン購入でき、転売も専門の買取サイトを利用するだけです。

Amazonギフト券はコード番号をメール送信するだけで簡単に売買できるので、転売にうってつけの商品といえるでしょう。

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初回買取は90%保証なので、初めての方でも高換金率で現金を手に入れることができます。
業者を通してお金を借りたりしないので、闇金融のような取り立てに追われる心配もなく安全です。

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まとめ

現金調達はなるべく合法的な手段で

それでは最後に給料ファクタリングは闇金なのかどうか、その違法性や過去の判例についてまとめてみました。

  • 金融庁と裁判所は、給料ファクタリングは貸金業という見解を発表
  • 貸金業登録ナシ、年利20%超の業者は非合法となった
  • 給料ファクタリングは特定商取引なので契約書が必要
  • ジャンプや分割払いなど、実質闇金融の手口を使う店は違法業者として逮捕されている
  • 給料未払いの場合、利用者に補填義務がある償還請求権ありの業者は貸金業認定されやすい
  • 闇金融の被害を受けている場合は弁護士に相談
  • おまとめローンやクレジットカード現金化、Amazonギフト券買取などの方法もある

現金調達はなるべく、合法的な手段で行うのが安全です。

給料ファクタリングの貸金業判決が出たからといって、初めから返済する気ナシで利用するのは絶対にやめましょう。